中学受験向け国語勉強法で親が知っておきたいこと

読解力不足で意味が理解できない中学受験生の特徴

国語の入試問題で中心となるのは読解問題です。

 

「このときの作者の気持ちに近いものを選択肢から選びなさい」といった読解問題は、答えを知ってもピンとこないという子もいます。逆に難なくできてしまう子も。

 

一般的には小学生では女の子のほうがマセているので国語が得意とも言われますが、個人差もあり必ずしもそうでもありません。

 

ここでは、読解力が不足していると思われる子の特徴について整理しました。

 

読解力不足の前に語彙力不足が問題

小学生の場合、国語の読解力不足の原因が単に言葉を知らないだけの語彙力不足にあることがあります。

 

「本文の下線部の内容と近いものを選びなさい」という類の問題をよく見かけますが、選択肢には本文の内容を言い換えたものが並んでいるものです。

 

このときに選択肢にある単語(熟語)が分からないようでは、読解力以前の問題として正解にたどり着けません。

 

国語の入試問題に出てくる用語に慣れる

こうした語彙力不足に対応するには、漢字や熟語などの単語を覚えるよりも国語の入試問題に出てくる用語を覚えるほうが効果的です。

 

具体的には読解問題の選択肢にある熟語を書きだして、この単語を使って自由な文章を作るといった勉強方法があります。

 

文章を作るには単語の意味を理解していないとできないので、単に漢字練習帳などで勉強するよりも効果的です。

 

また入試問題に出てくる用語なので実践的な単語が自動的に選ばれています。家庭学習でもできる方法なので、試してみてください。

 

 

 

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