中学受験の勉強方法で新聞を活用しましょうというのは定番にもなっています。
新聞で世の中の動きを知ることは、中学入試の社会で出題されるような時事問題の対策にもなります。また、世の中に関心を持つことが勉強のやる気を上げることもあります。
いろいろと役に立つ新聞ですが、ここでは国語力アップに役立つ新聞の読み方の一例を紹介してみたいと思います。
一般紙の投書欄を読む
中学受験生であれば小学生用の新聞を定期購読して読んでいる家庭も多いかもしれませんが、大人が読む一般紙でも勉強はできます。
ただし、一般の記事はテーマによっては小学生には難しく感じることもあり、また中学受験の国語の勉強に役立つとも限りません。
一般紙で国語力アップの勉強に役立つのは読者からの投書欄です。基本的にカンタンな言葉で書かれているので小学生でも読める内容になっています。
賛成、反対の意見を探す
投書欄には何人かの読者からの意見が掲載されています。そこで、最も自分が賛成できる意見とそうでないものを探すつもりで読んでみるのがコツ。
投書欄の意見は様々なテーマが書かれていますが、ひとつひとつの文章はそれほど長くないので、全部読むのも大変ではありません。
ただし、読むだけでは読解力がつかないので、自分はどう思うかを考えながら読むことが大切です。そうすることで、自分の考えをまとめる力も自然と上がります。