枕草子についての勉強(中学受験生向け国語)
NHK教育テレビの「おはなしのくにクラシック」(対象小学校高学年)を使った中学受験生向けの国語勉強方法の紹介です。一回目は枕草子(清少納言)です。
枕草子とは
枕草子は今から1000年以上昔(平安時代)の日本で書かれたものです。
作者は清少納言(せいしょうなごん)という貴族(女性)。
内容は、物語や小説ではなく日常の出来事を記したものです。
こうしたものは随筆(ずいひつ)と呼ばれます。
読みどころ(中学受験でのポイントは?)
枕草子の読みどころは「1000年以上も昔に書かれたものが、なぜ今も読まれているのか…」という疑問への答えを探しなら読んでみることです。
最も有名なのは「春はあけぼの…」という文章。
このあとに「夏は…、秋は…、冬は…」と続き、四季それぞれの良いところが書かれています。
日本には四季がある。
これは、昔も今も変わりありません。
四季のどこに美しさを感じるのか?
こうした日本人の心も変わっていないなと感じられるのが枕草子です。
国語の勉強法に役立てるには
良い文章は時代を超えて読み継がれます。
そこには読者の心に響くものがあるからこそ。
こうしたことを感じながら枕草子を読んでみることで、文章への理解力が深まります。
そうすることで国語の読解問題力も高まります。
枕草子の詳細は下記のNHKサイトで内容を確認してみてください。
NHK for School おはなしのくにクラシック [国語]